ある日の休日

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さて、本題。
朝から歯医者で、家を出てマイバイクの元へ。
またがろうとした時に、あれ？ヘルメット忘れた！
しぶしぶ、バイクに積んである予備のヘルメットを被り出発。
この時、気付くべきでした。

過去にも同じ事があり、その時は予定時間の5分前に目的地到着。
しかし、時間を2時間ズラしていた事を忘れていて、結局一旦家に帰り出直しという事が。

そう。
ヘルメット忘れるという事は何かしろ良くない事あるという神様のお告げなのです。


そんな事はすっかり忘れていて、歯医者の時間が終わり、帰路に着いた30秒後それは起きました。

いつも赤の信号。それが青！ラッキー！
いえいえ。これが神様の最後の警告だったのです。

そんな青信号の交差点を差し掛かった瞬間、突如横からチャリンコのおばちゃん出現！自分がいる道路を横断。
自分の信号が青という事は・・・おばちゃんは赤なのです。
間違いなく赤なのです！

これから、スローモーションの世界に入ります。


飛び出して来たおばちゃん。

慌てて急ブレーキ！

急ブレーキしてほんのちょっと前のめりになっている自分を見向きもせず去って行くおばちゃん。

急ブレーキの反動で胸ポケットから飛び出すiPhone！

中々の飛距離が出るiPhone。
目測7メートル。

非情にも液晶面を下向きに着地！
その後、跳ねて液晶面が上になってくれる事もなく、2メートルスライディング。

さて、事が起きて何秒たったでしょうか？

おばちゃんに殺意を覚えましたが、それより、iPhone！
安否は？

しかし。
しかしですよ！
iPhoneが巣立って着地した場所が悪かった。

対抗車線。
感のいい人は分かるでしょう。
対向車線はこのタイミング逃す訳がありません。
車高が高い磨かれたシルバーの四駆車。
針に糸を通すかの如く、iPhoneの上をキチンと通過。

少しの可能性も残させずに、iPhoneの命を確実にむしり取っていきました。

息を引き取ったiPhoneを引き取り、また走り出し、到着。
さっきのは夢と信じ、ポッケから出してみる。
バリバリに割れた液晶。
しかし、さっき見たのとは違う光景。
何と電源が入っている。
タップ、フリック全部正常に動作。

神様は少しだけ情けをかけてくれたようです。
使えませんが・・・